- 喙
- くちばし【嘴・喙】〔口端(クチバシ)の意〕鳥類の口器。 上下の顎(アゴ)が突き出して角質でおおわれたもの。 主に歯と唇のはたらきをする。 形態は習性に応じて異なる。 哺乳類のカモノハシや爬虫類の一部などにもみられる。~が黄色(キイロ)・い〔雛(ヒナ)のくちばしが黄色であるところから〕年若く経験が足りない。 未熟である。~を容(イ)・れる他人のことに干渉する。 差し出口をきく。 容喙(ヨウカイ)する。 くちばしをはさむ。~を鳴ら・す歯ぎしりをする。 くやしがる。
「後の方より女~・し…飛んで懸かるを/浮世草子・一代男 4」
~を挟(ハサ)・む「嘴を容(イ)れる」に同じ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.